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ミカド星和カップ

週末の事など。

■ミカド星和カップ

6年生にとっては西尾張最後の公式戦。相手は強豪。何度も戦っていますので相手の力は十分わかっていたはず。だからこそ、立ち上がりは今まで以上に大切であり、失点をどこまで我慢できるかが重要でした。が・・・思っていた以上に力の差は大きく、何もさせてもらえませんでした。静かな試合が、淡々と進んでいき、敗戦。

ベンチからグランドの選手に一言も声をかける事はありませんでした。それは監督ではないからと言う事もありますが、ここに至るまでの事をずっと思い出し、次の選手権までの短い時間に一体何ができるのかを考えていたからです。応援をしてくれている親御さんに納得してもらえる終わり方は何か。選手には、僕の持っている言葉を総動員し、伝えるべきは1年間伝えてきました。ミカドまでに伝えるべきは事は伝えたと思っています。

選手はもちろんですが、親御さんにも納得してほしいと毎年思っています。特に役員さんに対する思いは更に強く。
子供の為とはいえ、大変な部分がありますから。1年間終わった後、選手はもちろん、役員さんにも、大変だったけど充実したスポ少の時間だったと思ってほしい。その一番は選手が元気にサッカーを楽しむ姿だと。そんな姿を僕らコーチ達は見せれていない。ここに責任を感じています。

唯一、大きな声を出したのはベンチの選手に対しです。
必死にボールを追う選手がいました。僕の大好きな姿です。敗戦は濃厚でしたがこういう姿を見ると本当に救われます。華麗な姿ではありません。その姿をベンチの選手が、茶化した言葉聞こえてきました。爆発です。必死にボールを追う選手を笑う必要はなく、笑う権利なんて誰にもありません。言った選手にそれほど悪気があったとは思いません。でも、そんな言葉がひとつでも出る事が、許せませんでした。僕は一体、今まで彼らに何を伝えてきたのか。全く伝わっていない寂しさ。僕の選手に対する接し方が間違っていたのかと今でも、ふと考えてしまいます。

ネガティブな事ばかりですが僕はまったく諦めていません。こんな事で諦めていたら、15年も指導者は出来ません。

「最後まで希望を捨てちゃいかん。あきらめたらそこで試合終了だよ。」

スラムダンク安西先生の言葉です。もう、何度読んだかわかりません。
その諦めの悪さが日曜日のTMでの僕の姿です。さすがに声が枯れました。選手もですが、僕自身もやりきったという思いを最後に感じたい。

最後の公式戦。きっと戦ってくれると信じています

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