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選手権Bチームのことなど。

選手権のことなど。


■選手権Bチーム

0-0。PKでの敗戦となりました。でも、盛り上がりました。盛り上げました(笑)相手もBチームということで、同じような力関係だったことが一番の理由です。

うちのベンチ、相手のベンチのすべてのコーチが、大きな声を出していました。ただ、それは命令や叱咤ではなく、応援であり、背中を押す言葉でした。

「いいぞ!やれてるぞ!」

「いけ~押し込め~」

「やれてるぞ!頑張れ!」

「最後の試合だ!出し切れ!」

両ベンチから、40分間ずっと、こんな感じでした。ザ・スポ少という試合。最高です。PKで負けはしましたが、何度もゴール前に攻め込みました。体を張って守りました。選手の持っている力を出し切ってくれたと思います。これが一番大切であり、うれしいことです。

ある選手が、後半は5分か10分くらいしか、やってないみたいだったと。それだけ集中して試合をしていたということです。


守護神は大きな体で、ゴールを守りました。安心感がありました。

この半年でスリムになった彼は、中盤で落ち着いて、パスをさばきました。

小柄なレフティーは、何本もゴール前にクロスをあげることができました。

選手権直前に骨折。なんとか試合に間にあった彼はゴールへ向かっていました。

大きなセンターバックは、不器用ながらも必死に相手を止めました。

小さなセンターバックは、緊張感をまったく感じさせず、落ちついてプレーできました。
PKを決めた後の笑顔は忘れません。

そして、5年生は6年生の最後の試合を全力で助けてくれました。

ひとりでも、手を抜いたらあのような試合にはなりません。全員が同じ目的・目標で戦ったから熱い試合になりました。それがベンチのコーチにも伝わったので、こちらも熱くなれました。


熱い試合にAもBも、上手も下手もありません。そんなのきれい事だと言う方がいるかもしれませんがそれを、そこを求める事の何が悪い!と、真正面から反論します。

今大会は残念ながらどちらも初戦敗退となってしまいました。それはとても残念なことですが、どちらも熱い試合内容でした。そんな試合を最後に二試合も見ることが出来た事は、本当に幸せなことだと、今思います。


■次のステージへ

6年生の公式戦はすべて終了しました。ただ、これでみんなとサッカーの関係が終わるわけではありません。というか、まだ始まったばかりです。一区切りなだけ。部活かクラブチームか。そもそもサッカーを続けるのか。よく考えて決めてほしいと思います。

最近の流れはクラブチームへ流れています。ただ、これはどちらかが良くて、どちらかが悪いという話ではありません。目的が違います。目的が違えば方法(手段)も違います。選手のみんなには、まず自分はどうなりたいか?どうしたいか?という目的を決めること。それが決まれば、進路も決めやすくなります。回りの人や雰囲気に流されることなく、自分で考え、決めてください。迷ったら、アドバイスはしますので聞いてください。そして、出来ればサッカーを続けてください。部活には、今まで接したことのないスポーツがあります。入部の体験で、そのスポーツがサッカーより魅力があったと感じたら、新しいスポーツにチャレンジすることは良いと思いますが、何となくという中途半端な気持ちでサッカーを辞めると、きっと後悔します。残念ながら今の部活には編入という仕組みはありません。もしかしたら、後悔したまま3年間過ごさないといけなくなります。

まだ、時間はあります。焦らず、悩んでください。自分自身のことですから。

小学校、中学、高校、大学、社会人と徐々に、自分で選択・決定することが増えてきます。自分の人生を自分で決める。そして、その決定に責任を負う。それが自立するということです。以前、誰かに聞いたことがあります。「人生の目的は自立です」妙に納得しました。

繰り返しますが、自分の進路は自分の物です。もちろん、回りの人にアドバイスをもらうことは大切です。でも、最後の決定は自分ですべき。もしかしたら、この決定が自立への一歩かもしれません。

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