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選手権

選手権は0-2の敗戦となりました。そして同時に6年生の公式戦もすべて終わりました。残念ながら試合を観戦することはできませんでしたが、チャンスもあり、頑張っていたと報告があったので、少しほっとしました。

前日の練習を見ながら、「こういう選手が揃う年もあるのか」と。当たり前ですが、毎年選手が違いますから、チームのカラーのようなものも違いってきます。ですから、こちらのアプローチも違ってきます。去年は去年の大変さがありましたが、今年はまったく違った大変さがありました。毎年、大変なのは変わりません(笑)

技術的に高い選手が多いので低学年の頃から期待の大きな学年だったのは事実です。ただ、学年が上がるにつれ、おとなしくなっていく。こちらの思いは伝わっているのかと何度も何度も自問自答しました。正直、その気持ちはまだあります。でも、そういう雰囲気すべてひっくるめて、今年のチームだったのかと今は思っています。こちらの熱い思い、言葉に、わかりやすい反応を欲しがっていた僕に問題があったと今頃になって、そう考えています。みんながみんな、ダイレクトに分かりやすく答えを返してくれるわけではない。そんな選手もいる。これも個性かなと。

試合後、上記のことを含み、こんな話をしました。
内なる闘志がきみたちにあったと思います。強い気持ちを表に表さなかった。
もしくは表現するのが難しかったかもしれません。そういう選手が、たまたま集まったチームだっと。でも、内なる気持ち、闘志は伝わらない。サッカーはやっぱり、声で、大きな声で、相手に伝えるべき。内なる闘志では、今後、コミュニケーションは取れません。自分の頭で考え、自分の言葉で発する。流ちょうでなくても、ボキャブラリーが少なくてもそんなことは関係ありません。心から思った言葉は絶対に伝わります。

そんな話をしました。小学生にどこまで伝わったかわかりませんが、数年後、何かの時に、ふと、永田コーチが言っていたことはこれだったのかなと、ほんの少しでいいので気づいてくれればと思います。

これは僕の勝手な持論ですが、人は自分の為でなく、仲間の為の方が頑張れる。
辛い仕事も、家族の為なら我慢できます。面倒な会議や書類仕事も、やらなければ選手がサッカーをできないと思うから、こなします。自分の事だけだったら、とっくに逃げています。

高校選手権で泣いていた選手に2年生が多かったそうです。その理由は、試合に出場できない、ベンチに入れない3年生に申し訳ないという気持ちだったそうです。自分の為に流した涙ではありません。

自分が少しでも多く走れば、仲間が楽になる。自分が少しでも声を出せば、仲間を助ける事ができる。仲間の為に、汗をかける選手は自然に信頼されます。

フォア・ザ・チーム

チームの為に誰よりも頑張れる選手になってください。
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