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海部地区選手権

選手権は3位という結果で終わりました。この大会で6年生の公式戦はすべて終わりました。カーニバルに続き、2大会連続のベスト4は大治SSSでは初めてだと思います。負けはしましたが残念とは思っていません。彼ら、彼女のプレーから気持ちが伝わってきたので。対戦相手に恵まれた部分もあるかもしれません。でも、それも全部ひっくるめて大会であり、サッカーです。

準決勝は0ー0でPKでの敗戦でした。何人も泣いて帰ってきました。こんな時にかける言葉が見つからず、頭を撫で、横に寄り添うくらいしかできない無力さ。よくやったと声をかけるだけでした。本当によく闘いました。しっかり、伝わって来ました。

準決勝の時も、その前からも、僕の頭の中にあったのは、3位決なら全員出場させることができる。誤解してほしくないのですが、勝つにはどうすればいいかは全力で考えます。でも、それと同じくらい、最後の大会に全員を出場させたいという思いがあります。これはずっとそうです。その思いが強くあったので今の高校2年生の子たちの時にBチームとして6年生を出場させました。今でも記憶に残る試合です。3位決は、がっつり盛り上げようと今まで以上に声を出しました。楽しかったです。いつも思います、こうやって気楽に楽しみたいと。

繰り返しになりますが、何とか最後の大会は6年生を全員出場させたい。でも、公式戦ですから結果も求めます。どうやったら出場できるか?これができれば、このポジションなら、このプレーができれば、グランドに立たせてあげれる。そういう事を何年もかけて教えていきます。ちょっと、モタモタっとした選手に合わせた練習。ですから練習は必然と地味になります。上手な選手は自分でやります。それでうちのチームが物足りないと感じるならそういうレベルのチームで活動すればいいと割り切っています。

準決勝、後半から出た選手はまさにそうです。サイドバックで自信を持ってプレーできるように、ずっと教えてきました。ちょっと、ヒヤヒヤしましたが(笑)出場となりました。鈴○コーチの決断力の賜物です。素直にうれしかったです。

彼ら、彼女らの3年生の時、この子たちは本当に大丈夫かと思ったことを今でも思い出します。それでも、地味な練習をコツコツと何年もやってきました。その成果が実を結んだと思います。地味な練習はコーチにも我慢が必要です。

準決勝のベンチには関わったコーチがたくさんいました。皆さん自分から見たいと言ってくれました。そんなスタッフの気持ちも本当に嬉しかったです。オール大治のベンチ。

最後にみんなに話しました。みんなは勝ちにこだわってプレーすべきです。それはプレイヤーですから。そして、みんなとサッカーとの関わりは、今からです。たくさんの仲間と出会いプレー出来る可能性しかありません。だから、続けて下さい。もっと、サッカーが楽しく、好きになります。

けっして華麗で、テクニカルなチームではないかもしれません。
でも、愛されるチームでした。

努力は素質を上回り、気力は実力を超える。

僕の大好きな言葉です。その言葉がピタリと合う学年でした。とりあえず、お疲れ様でした。まだまだ、最後まで練習しよう。地味だけど(笑)
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