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週末のことなど

週末のことなど。

■JA全農
強豪相手によく戦っていたとのこと。これでもうひとつ公式戦ができます。
選手は勝ち負けにこだわるべきです。ただ、それ以上に戦い方にこだわってほしいです。勝てばいい。負けたらダメではないです。勝ち方、負け方にも意味があります。

■TM3年生
初めてしっかり見ました。まずは暑い中、体調不良なく元気にできたのでOKです。
試合後に冷たい水をかけた時は本当に気持ち良さそうでした。最高の笑顔でした。まだまだサッカーぽいものですが、徐々に広いサッカーをしていきます。

■TM4年生
小〇コーチからベンチでの振る舞い、オフザピッチの部分を叱られていました。もう、4年生です。今月末には大会があります。この時期にこんな事で叱られるのは少し寂しいことです。気持ちの持って行き方ひとつですぐに変われます。自覚を持とう。

■TM6年生
今週もA・Bと分けてやりました。フジパンがあります。カーニバルは2チーム、6年生全員参加します。そこを見極める為のTMでした。
今年は守ることに関してはある程度、目処が立ちます。課題はどうやって得点するかです。パターンを決めればもう少しやれると思いますが個人的に好きではありません。ここは担当の鈴〇コーチに一任です。

Bチームはまだまだ基礎技術が足りません。一所懸命にはやっていますがだから技術が必要ないわけではありません。日々の努力、これしかありません。

■育成と結果
育成と結果。時に相反するものとなります。この部分は何十年やっても明確な答えが出ません。そもそもあるのか?と思います。
いつも言いますが僕は試合結果にあまり興味がありません。特にTMはまったく興味がありません。得点にも同じように興味がありません。だから得点を数えたこともありません。そもそもTMはトレーニングしたことをトライする場です。やったか、やれたか、やろうとしたか。ここだけです。だからトレーニングマッチなんです。

もちろん公式戦は勝利を目指してやっています。そこに全力でトライはしてます。勝ったらうれしいですし、負けたら悔しいです。でも、その結果以上に熱く選手は戦ったのか。力を出し切ったのか。そこが一番重要です。単純に熱い試合が見たいのです。それは得点シーンも同じです。

得点はチームのものであり、個人のものではないと思っています。相手との力の差で得点は大きく変わります。力のないチームとやれば得点は増え、逆は少なくなります。相手という相対的な部分があります。力の下のチームから奪った10点と力が上のチームから奪った1点。どちらが意味があるのか・・・相手との力の差と自分たちのスキルを総合して考えないと本当の得点の意味は出ないと思います。

選手は勝負にこだわって戦うべきです。その為にレーニングをしています。ただ、指導者が選手より勝ち負けに執着し、戦い方に何の考えもなくやってはいけないと思います。すべてを必然の繰り返しにしたい。
例えばどこに、誰に向かってなど何もなく、ただただ大きく蹴ったボールがたまたまトップの選手に渡り、狙いもせずに蹴ったら入った。ここに判断がひとつもありません。この得点は偶然の連続です。

日曜日のBチームでこんなシーンがありました。
MFからトップの選手にきれいなスルーパスが通り、見事得点しました。それは素晴らしい得点シーンでした。ここで褒めらるのはパスの出し手と受け手です。ただ、じゃぁ、このボールは誰が奪ったのか?センターバックの選手です。インターセプトを狙い、体を張ってボールを奪い、MFへ優しいパスを送りました。丁寧なパスだったのでMFも余裕を持ってスルーパスが送れた。
インターセプト、スルーパス、シュート。どれも狙ってプレーしたものです。必然の連続です。だから、見ている人が感動して自然に歓声と拍手が出ました。そして何よりバックの選手の頑張りが得点のスタートでした。だから得点はチームのものだと僕は思っています。

先に述べたパターンがあまり好きではないのもこの辺の育成に繋がります。
取ったら、誰に渡して、こうやって走れとコーチが言えば素直に聞いて選手はその通りやろうとします。ただ、ここに判断はありません。
僕はドリブルしている選手によく「見て!見ろ!」と言います。それは難しいことですが判断する一番はまず見ることです。見てドリブルした結果、パスを選択するのか、そのままドリブルをするのかを選手が決めればいい。見て・判断・実行です。そしてその選択はチームの為という大前提があります。やりたいプレーとやるべきプレーは違います。

僕は公式をたくさん教えているつもりで指導しています。その公式をたくさん知っていれば、選択も多くなります。選手はその局面で周りの状況、味方の状況という情報を公式に当てはめ(インプットし)答えを出す。(アウトプットを出す)
サッカーの試合中に全く同じ状況はありません。だから同じ判断もありません。たくさんのインプットから、たくさんのアウトプットを出し、最善の判断を実行する。その繰り返いしの方が、きっとサッカーは楽しいと思います。

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