先週は久しぶりに3年生の試合に帯同してきました。
プレーをしっかり見たことのある選手はほとんどなかったので新鮮な気持ちで見ていました。
プレーの質(止める、蹴る)などはまだまだです。もっと頑張らないといけません。まぁ、この辺は本人たちが徐々に意識てやっていくことだと思っていますので何も焦ってはいません。
ちょっと思ったのは鈴〇コーチから、試合でのテーマを与えられていました。大切なのはそれをやろうとすることです。できる・できないではないです。やろうとしたかどうかです。この部分が少しわかっていない。意識していないと感じました。
結果は負けてしまいましたが得点もあり、盛り上がったのでOKです。まずは元気に楽しくプレーしてほしいと思います。
【土曜日】
▪️コパ犬山
対象・3年生
▪️TM
相手・AISAI FC
対象・4、6年生
▪️通常トレーニング
【日曜日】
▪️新入団体験
▪️TM
対象・5年生
▪️通常トレーニング
日曜日は天気が不安定です。必ず掲示板を確認してください。
選手権Aチームは0-1の敗戦。これで6年生の公式戦はすべて終了となりました。
Bチームに続きAチームも競技スポーツ、サッカーの残酷な部分を実感する結果となりました。
アップ。試合への入り方。プレーの質。集中力。選手に何も落ち度はなかったと今でも思っています。やるべきことを選手はすべてやりました。何十回も選手権を経験していますが負けた後はいつも自己嫌悪満載で数日過ごします。選手には切り替えようと話をしましたが僕が一番切り替えができず今でも引きずっています。あの試合でどうすれば勝てたのかずっと考えていますが何も浮かびません。無策な自分は何十年たっても成長をしていません。
試合を淡々と見ていました。それは何も言うことがなかったからです。応援する必要すらなかった。すべての選手は自身を持って全力でプレーしていると僕は思っていました。そんな試合で僕が何か言う必要なかった。素晴らしいサッカー選手に成長しました。
ただ、時間が過ぎていく中で迷った部分もあります。単純に放り込むことを僕の声、言葉で徹底すべきか。言えば選手はやったと思います。でもそれが本当の成長につながるのか。そもそも選手は今の方が楽しくプレーできるんじゃないか。何度も何度も何度もベンチでそんなことを考えていました。出した結論は見ていた方はわかったと思いますが少しポジションを変えただけで大きな声で指示することはしませんでした。試合結果だけを見れば僕の判断は間違いでした。ただ、僕の指示で勝ったのか。それで勝ち進んだ方が良かったのか。でも勝つ保証なんてありません。書いていて思いますがすべて言い訳です。結局、無策な監督が勝敗の責任を選手に預けただけです。
試合後、グランドの真ん中に集まり慰めようと思いましたが号泣する選手に何も言葉が出てきませんでした。何か話したような気がしますが何も覚えていません。まったく冷静ではなっかたです。
僕の中で唯一の救いはコロナにもインフルにもならず6年生全員が選手権に参加できたことです。怪我をしていたキャプテンもギリギリ間に合い、フル出場できました。
強いチームが勝つのではなく勝ったチームが強いのです。何かが足りなかった。でも、この試合で何が足りなかったのか今の僕にはわかりません。足りなかった部分がわからないので対策を打つことができません。また同じような内容になった時、どうすればいいのか答えが浮かびません。まだまだ経験不足。勉強が必要です。
昨日のトレーニングも6年生は何も言わなくてもしっかりやっていました。さすがだなと。僕はがっつり引きずっていました。
6年生にとって今はまだ通過点です。みんなとサッカーとの関りは今からが本番です。部活、クラブチーム。活動場所は違ってもサッカーを頑張る、楽しむことは同じです。
3月いっぱい、ギリギリまでしっかりトレーニングをしよう。次のステージへスムーズに入る大切な準備期間です。
と、長々と書きましたが全く僕のモヤモヤは解消されません。
まだまだ引きずりそうです・・・・
今週も大会です。
『土曜日』
■海部地区選手権大会 準々決勝
対象:Aチーム
大会会場の為、6年生以外はお休みです。
6年生は大会後にトレーニングします。
『日曜日』
■通常トレーニング
前日の大会結果により変更になるかもしれません。
選手権、Bチームは敗戦、Aチームは次へ進むことができました。
■Bチーム
最後の、最後の、最後のワンプレーで失点。0-1での敗戦。
39分30秒、走って止まらなかった足があの瞬間少し止まりました。
選手交代などをしていたこともあり、本当に少しだけ緊張が切れた瞬間。失点した時の僕の時計は20分を回っていました。すぐにホイッスルが吹かれ試合終了。次のキックオフもありませんでした。
一瞬なにが起こって、どうなったか整理がつかず。でも、泣きながらベンチへ来る選手を見て負けた事実が頭に入ってきました。頑張った選手に何か声をかけないとと思い、出た言葉は「ナイスゲーム!」
本当によく頑張りました。ただ結果だけがついてこなかった。
勝ちと負け。勝者と敗者。明と暗。
サッカー、スポーツの残酷な部分を選手は経験しました。したくない経験です。でも絶対に忘れてはいけない経験です。
試合前、ベンチで選手に言ったことを思い出しました。
試合結果はほんとに少し、ちょっとのことで変わるから最後の最後まで戦うこと。まさに少し、ちょっとのことで結果が大きく変わりました。
もっと、みんなのプレー見たかった。もう見れないことがただただ残念です。
去年もBチームはギリギリのところで勝てませんでした。そして今年もギリギリのとこでサッカーの神様は微笑みませんでした。
Bチームになったことで悔しい思いをしてこの選手権に挑んだ選手もいたと思います。
そんな選手に少しでも納得してプレーしてほしい。その為にできる限りの対応をしたいとやってきました。
ベンチにも本部にもたくさんのスタッフがいました。応援の保護者の方もたくさんいました。応援する気持ちにAもBもありません。大治SSSは1つのチームですから。
それは今も今後も変わらない僕の不変の思いです。
Bチームのみんな、しびれる試合をありがとう。感動しました。
■Aチーム
2-1で次へ進むことができました。
Bチームのすぐ後だったので僕の頭は切り替えができていませんでした。
ベンチでみんなに何か話さないといけなかったのですが・・・
第一声は「かたきを討とう」まったく冷静はありませんでした。そもそも相手が違います。
なんでこんな言葉が出たのか。今、冷静に考えるとこれはサッカーの神様に対して出た言葉です。
わざわざ劇的な敗戦を選手に経験させる必要はないだろうという思い。なんで辛い思いをさせるのかと。そんな自分の気持ちがサッカーの神様へ向かった結果、あのような言葉ができました。
ずるずる気持ちを引きずったまま試合を見ていました。そんな僕の気持ちと同じように試合は押され気味で進んでいましたが1点目で少し開放され冷静に。選手の方が僕よりずっとしっかりしています。
とても難しい試合でしたがやるべきことができたことで次に進めます。このままの気持ちで次も挑もう。
■選手権大会
チームとして、僕の中で一番大切にしている大会です。何度も書いています。
大切にしているから悩みも多くあります。AとBのチーム分け。試合への挑み方、戦い方。特にチーム分けはとても辛い作業です。同じ学年で活動しているのでできるなら同じチームでという思いはもちろんあります。
ただ、ベンチ入りの人数というレギュレーション。それ以上にベンチで終わるのではなく、少しでもグランドで走って終わった方がいいという思いで選手権は出場しています。
最後の大会です。勝ち負けではなくやり切って、納得して、後悔のないように終わってほしい。僕の思いはそれだけです。
毎年ですが大会前夜は夜中に目が覚め、それから1時ごとに目が覚め。何年やってもまったく慣れることはありません。
普通にふるまっているつもりですがめちゃめちゃ緊張しています(笑)
その緊張の原因は先に書いた、後悔のないよう終わってほしい。そんな試合をしてほしいという思いです。
僕と一緒にやってきました。うまくいかなった時の責任は僕にあります。僕はいいです。自分が中心にやってきたのですから。でも、選手は僕を信じてやってきてくれています。その気持ちを裏切るような内容にしたくはない。してはいけない。もう、仕事より責任感を持ってやっています。すごい重圧です。ですから、純粋に大会を試合を楽しめていません。誤解を恐れず言えば楽しくない。これも毎年同じです。何年やってもまったく慣れません。
じゃあ、なぜ続けていけるかと言えば選手からたくさんの感動をもらっているからです。そしてその大きさはきっと僕が一番大きいと思います。
Bチームからも大きな感動をもらいました。
Aチームはまだ残っていますからもっと大きな感動をもらえると期待しています。