週末のことなど。
■カーニバル予選Aチーム①
延期になっていましたがやっと再開となりました。
新人大会をやっていませんしリーグにも参加していないので新チームとして初めての公式戦。
その初戦。よく知っているチームだけにこうなるかなという予想はありましたが予想以上に押し込まれました。本当に苦しい時間が多く・・・
それでも何とか粘って粘ってスコアレスドローの引き分け。
内容から考えれば勝ち点1が取れたことは次に繋がる結果でした。
■カーニバル予選Aチーム②
TMはトレーニングの成果を。公式戦はTMの成果を出す場だと言っています。
ですから最近は公式戦のベンチではほとんど声を出すことはありません。諦めてるとかやる気がないわけではありません(笑)
事実、朝5時には目覚め、試合中もいつもと変わらず程よく緊張をしていました。なかなか心臓に悪い試合でしたが(笑)
試合前、選手には自分の判断を信じてプレーすること。お互い声を掛け合って調整する事と話ました。
今の子はとても従順です。ですから僕が言った事を確実にやろうとします。でも判断すべき状況は刻々と変わります。同じシーンがありません。
「コーチはこう言っていたけど、こっちの方がいい」
そう自分で思えばそれを信じて実行してほしい。そういう選手になってほしいです。
この試合の後半、何となくいつもと違う感じのポジションになっていました。
多分ですがみんなが考えてそうなったのではなく押し込まれた時間が長かったから自然にそうなったと思いますが結果、それで少し押し込む時間が作れました。ですから調整する声掛けはしませんでした。自分たちがやりやすいやり方が一番いいと思いますし。
気持ちの入ったナイスゲームでした。
■カーニバル予選Aチーム③
二試合目。熱い試合の後はこうなるなと予想した試合の入りでした。
試合前に話をしましたが、上手く気持ちの切り替えができていない部分がありました。
プレーにキレがなく攻守の切り替えが遅く、単純なミスでリズムが悪くなる。ただ勝っただけです。まぁ、こういうは何度も経験しています。
本当に強いチームはこういう試合できっちり力を出していきます。
もちろん本人たちは楽しようとか、手を抜こうなんて思っていません。無意識にそうなっている。この部分の気持ちを自分でどうやって上げていくのか。とても難しいことですがこういうメンタルでプレーは変わります。いくら力があっても試合で出せなければ意味がありません。
相手の力で自分たちのプレーが変わるのではなく、自分でコントロールする。とてもとても大切な事です。それが難しいことはもちろん理解していますがこの部分は今後も要求していきます。
■お願い
都度、気づいた選手には言っていますが通常練習を含めて、サンダルで来るのはやめてほしいと思います。サンダルで転んで爪がはがれた子などを何度も見ましたので。
ケガをしてサッカーができなくなるのは選手自身です。サッカー選手です。足を大切にしてほしいとの思いです。学校へ行く靴でもなんでもいいです。
言ってる僕がビーチサンダルですが・・・僕は選手ではありませんので大目に見てください(笑)
天気が目まぐるしく変わっています。必ず掲示板を参照願います。
『土曜日』
■通常練習
『日曜日』
■通常練習
■カーニバル予選
対象:Aチーム
やっと通常の活動が再開となります。
そしてすぐにカーニバル予選。それも初戦から大変な相手です。
そしてフジパンと大会が続きます。
準備不足な部分はありますがそこを言い訳にする気はありません。
今の力を出せるか、出したか。僕はそこだけを見ています。
今週も土曜日にTMがありますが天気が・・・掲示板を確認してください。
先ほど連絡があり緊急事態宣言が解除され、まんえん防止になった場合は21日よりグランドが使用できるようになります。その場合、実質の活動再開は26日からとなります。
再開とはなりますが名簿提出、消毒、密を避けるなどの対策は続きます。緊急事態宣言前とまったく同じ対応をします。まだまだ本当の通常には戻りませんがまずは少しでも活動できそうです。
今週末も相手チームのおかげで少しですが活動ができました。
■4年生TM
少しづつですが均等のチーム分けから、現時点での力でチームを分けてやっています。
どうしても自分に自身のない子はボールを持っても上手な子にすぐに預けてしまことがあります。
でも同じような力の選手ばかりなら自分でやろう。自分がやらないと。という思いでプレーする事があります。
ここでやれた、できた事で自信がつきプレーが積極的になります。ひとつの成功体験で大きく変わることがあります。
均等、力。どちらもメリット、デメリットがあります。選手のプレーを見ながら目的を持ってやっていきます。
■カーニバルA・B
まずはAチーム。
チームとしての共通認識を持ってプレーしてもらうためポジションは大きくは変えずにやりました。
仕掛けるところ、繋ぐところ。足元か、スペースか。守るのか、攻めるのか。全員が同じ思いでプレーしないとボールは繋がらずバラバラになります。
ここに関しては選手自身が話ながらやってほしいとの思いがありますので僕はあまり話しません。ですからベンチからの指示も最低限としました。僕のやりたい事と判断の基準が選手とは違う場合があります。僕のやり方より自分の考えの方がやりやすいなら自分の思いを優先してほしい。ただ、僕が話せばみんな素直に聞き過ぎてしまいます。自分たちで話ながらやれていたので今はこのままでやっていきます。
さて、Bチーム。
2試合目、失点が続きわかりやすく集中力がなくなりました。
一番頑張っていたのが5年生というのはちょっと寂しいです。
気持ちはわかります。でも絶対にどんな結果でもサッカーをすることをやめてはいけません。
相手がいます。相手に失礼です。気持ちは理解できますが許すことはできません。
それならカーニバルにBチームを出す必要はない。頑張れる選手がいるからそこを信じているからBチームをエントリーしました。
大会は参加するだけではない。そこに結果を求めます。Bチームでも当たり前に求めます。
結果を考えないで大会に参加するならそれはTMやトレーニングと同じです。
とても厳しい事を書きましたができる選手ばかりだと僕は信じています。
何度も書きますがこの環境は当たり前ではありません。相手チームの方からお誘いを頂けたらから活動できます。
僕は1,2年生に帯同しましたが相手チームに上手な選手がひとりでもいるとかなり失点します。これはちびっ子TMのあるあるです。ここから何年もかけて差を縮めていくことを諦めずにやっていくことになります。
TMの最後にお話をさせてもらいましたがチームの保護者の方に知っていておいてほしいので僕の思いを。
乱暴な言葉で言えばスポ少のサッカーは遊びだと僕は思っています。習い事ではない。
サッカーが大好きなおじさんが自分の時間と情熱を町の子供たちに割き、見返りとして感動や笑顔をもらう。
だから行きたくないのに来るべき場所ではない。サッカーより楽しいことばあればそれをすべきです。
この日の1,2年生。なかなかベンチにじっと座ることができませんでした。そもそもじっとできません(笑)想定内です。
虫がいてそちらに夢中な子が何人かいました。これはある意味しょうがないことです。だってそちらのが楽しいですから。
でも、それを許していたらちゃんとサッカーをしたい選手に迷惑です。だから注意します。
「虫取りがしたいならベンチから出てやってきていいよ」
僕が子供たちにその時に言った言葉です。心底本気で思っていたからそう言いました。まったく僕の心に怒りはありません。そんなことでイライラしていたらちびっ子とサッカーはできません。
ここで大きな声で叱ったところで一瞬は静かにちゃんと座っていますがすぐに元に戻ります。誰だって楽しい方に流れます。僕だってそうです。でもそれではダメだな~ってことが徐々にわかってくる。これも成長です。
上記内容にも少し通じますが・・・
最近知りましたが毒親という言葉があります。
簡単に言えば親が自分の思いだけで勉強、スポーツを子供の気持ちを無視して追い込むこと。
ハッとしました。まさに十数年前、一時期の僕の行為そのものです・・・・
上の坊主が3年生の時、何を勘違いしたのか帰宅すると僕の思いだけで自宅の前で練習を”させて”いました。今思えば本人はまったくやる気もなく。ですから笑顔もなく。
たまたま読んだ本で我に返り1ケ月もせず辞めたので取返しのつかないことにならずにすみました。
そんな経験があったので下の坊主が5年生の夏にサッカーを辞めたいと言った時は、じゃぁ監督に自分から話そうとそれだけでした。
ただサッカーが嫌いになったわけではなかったようで6年生になった時に自分からサッカーがしたいと言って来たのでスクールで活動しました。まぁ、それは楽しそうで。
結局、坊主は二人とも中学は地元のジュニアユースで。高校は部活でサッカーを続けました。
そもそも僕は坊主にサッカーをさせたいと思ったことはありません。
スポ少に入れたのは奥さんです。それも事後報告でした。近所の子と一緒にスポ少に入ったからと。スポ少という存在自体知りませんでした。
その理由も僕がサッカーをやっている。サッカーが大好き。だったら子供との接点ができるからという理由です。
そこにはプロにしたい。サッカーが上手になってほしいという理由は1㎜もありませんでした。
それなのに一時の僕はまったくもって毒親そのままでした。今思い出しても恥ずかしく坊主に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
そんな風でしたが我が家の中心にはいつもサッカーがありました。
夕食の話題がジュニアユース、部活の話になったり、日本代表の話になったり。
奥さんの思惑通り子供たちとの接点となりました。それは今でも変わりません。
サッカーの話題があるから子供たちと会話が成立しています。
このように僕のチーム運営の基本には自分の経験が多々入っています。
親としての失敗。指導者としての失敗。それを素直に自分自身認め改善してきたつもりです。
そんな経験から思ったのは親ができることは見守ることだと。
見守る=見て、守る。と僕は理解しています。これを心の中に作ったことで子供たちのサッカーをとても穏やかに見ることができるようなりました。
だから保護者の皆様には行きたくない、サッカーをやりたくない子を無理に来させてほしくないと思います。
やってほしいという親の気持ちは十分理解はできます。でも僕はサッカーを嫌いな子を作りたくありません。
サッカーを好きな選手をもっともっと好きに。ちょっと好きな選手を大好きに。そんな思いでやっています。
いろいろな思いがあります。サッカーとの関り、向き合あい方もいろいろです。
僕が書いたことが正しくて他が間違っているとはまったく思いません。僕はこうだというだけです。他の考えを否定する気持ちはもちろんありません。
サッカーを辞める、嫌いになる子がいます。でもそれは環境がそうさせるのであってサッカーが悪いわけではありません。サッカーには何の罪もありません。多くは環境がそうさせます。
だから環境作りに力を注ぎます。
サッカーをするのは選手であって親ではありません。
試合も練習も温かい目で見守ってあげてほしいと思います。