■明治安田生命カップ
くじ運が良く、勝っても負けても勝ち進める状態でした。だからこそ内容を求めましたが少し残念な結果でした。
試合後、長々と話をしました。厳しい内容でしたが
試合を見た僕の率直な思いです。5年生全員が参加できない。選ばれて参加しているのです。参加できない選手の分まで背負って戦うべきです。それが選ばれた選手の責任です。だから厳しい事を僕は言います。
個人個人は頑張っていると思いますが点で戦っています。チームはその点を結んで線にして戦うことだ思っています。結局、この辺の部分は自分自身が当事者意識を持って試合に入っているかどうかかなと。
いつも言っていますがグランドでサッカーをするのは僕らコーチではありません。戦っているのは選手自身です。もちろん、アドバイスは送りますし、指導もします。ただ、その内容を選手が咀嚼し自分のものとして理解しないとアドバイスの意味はありません。
僕ら指導者はウイイレのコントローラを持って試合をしていません。そんな事はそもそも求めていません。
自分で考え、チームで話す。
自分のプレースタイルを伝える。仲間のプレースタイルを尊重する。
これは点です。じゃあ、仲間のプレースタイルを尊重したら自分自身はその仲間の為にどんなプレーをすべきか考え、それを実行する。これが点を線にする作業です。そこにチームとしての考え、約束事をミックスする。
そのベースは自分の考え、自分の思いを自分の言葉で伝えることです。だから日ごろから伝えよう、話そうとトレーニングの時に言っています。自分からコミュニケーションを取る。恥ずかしいとか言ってる場合じゃないです。
そこに繋がりますが単語で話すなとも言っています。
「コーチ、足が痛い」
で?僕にどうしろと?
「コーチ、さっきのプレーで足をひねって痛いので冷やして少し休みます。」
はい、わかりました。と、なります。
自分の身体のことです。僕にはどれくらい痛いのかわかりません。もちろん低学年にここまで求めませんが高学年になったら求めます。これは訓練かと思います。
どうしても、子供の言葉を先回りして大人は対応します。そっちの方が楽ですから。でも、それは子供から判断する機会を奪っていると思います。ここは大人が我慢するところです。
■フレンドリーグ
出場機会の少ない6年生の為に数年前から有志でやっているリーグ戦がフレンドリーグです。チームとしては公式戦とTMの間の扱いとなります。
個人的に一番好きな試合なので是非見たかったのですが参加できずとても残念です。
結果は2連勝。そして1点差の接戦でした。
帯同したコーチに話しを聞きましたが日ごろ得点機会の少ない選手が得点したりと、とても盛り上がったとのこと。尚更見に行けずに残念でした。
大切なのはこのリーグを楽しかっただけで終わらせないことです。
ここでの経験を公式戦に繋げることです。その為の試合という事を忘れないようにしてください。
■伝えるということ
明治安田生命カップのところでは厳しいことを書きました。
日ごろのトレーニングでも僕は時に厳しい口調で叱ります。
この様なブログを書かなければ批判を受けるリスクは低くなります。何も言わず、静観していれば楽です。
でもそれでは、何も、ひとつもチームの関係者へ伝わりません。
代表としてチームを預かっていますが一人では何もできません。皆さんの理解、協力があるから運営ができます。その為には僕の考え、思いに共感してもらう必要があります。その為にここに書いています。
もっとクローズした中でやることも考えましたが(このブログは誰でも見れますので)それだと何となく漠然とですが逃げているように思えるのでオープンなところでやっています。
発言と責任はセットだと思っています。言うなら、やる。言ったらなら最後まで行動する。
ですから言葉を選びながらですが僕は正直に真摯に書いています。すべて僕の思った、考えた、僕の本当の気持ちです。
こういう事に共感できず、納得できなければ別のチームで活動してもらう方がいいかと思います。
現在もパラパラと入団があり90名ほどで活動しています。本当にありがたいことです。
僕は勝手に選手の数はチームの通知表だと思っています。
良い運営ができていれば自然に在団数は増えていく。
激減すればそれはチームのやり方がおかしいか時代と合っていない。
そして何より共感と理解が得られていないという事です。
その確認の手段がこのブログです。
チームに関係する皆さんにはこのブログで僕の考え、思いを理解してほしいと思います。
そして何かおかしい、ずれていると感じたら率直に意見を頂きたいです。
長くやっているどうしても盲目的になり、慣れでやってしまっている場合もありますので・・・・