昨日が本来なら6年生最後の活動でしたが雨予報だったため、急遽土曜日に最後の活動の場を設けました。
とは言え、土曜日も天気は悪く前日の雨でグランドコンディションは最悪。ただどうしても最後の締めとしてやりたい気持ちがあり、久しぶりに水取りをしました。スタッフ、選手、親御さんで何とか蹴れる状態に。本当に感謝の気持ちしかありません。
選手は自分たちがサッカーをするのですからある意味やって当たり前です。ただ、スタッフ、親御さんは違います。少しでも良いコンディションでやらせてあげたいという思いだけです。
この内容と同じような事を最後に選手に話をしました。
自分以外の誰かの為に。利他の精神。
某自動車会社社長の言葉です。スタッフ、親御さんの気持ちはこれに尽きます。
誰もドロドロになりながらぞうきんを縛りたくはありません。僕だってそうです。
でも誰かがやらないとサッカーができません。それを何の利益にもならないのにやることは簡単ではありません。誰でも楽をしたいですし、面倒なことはしたくありません。
でもやらないといけない時があります。そういうことをいやいやでもいいのでできる人になってほしい。
さぼる、逃げる、避けるのか、いやいやでもやるのか。こういうところで人間性ができます。そして周りの人たちはそういう部分を見ています。もちろん、サッカーの神様も。
自分以外の誰かの為に。これはサッカーのプレーでもずっと頭に入れておいてほしいと思います。
辛い時に自分がほんの少し走れば。相手に数センチでも寄せれば。そういう事を絶対にやめない選手になってください。そんな小さな事と思うかもしれませんがサッカーの結果はそんな小さな事で結果が大きく変わるのです。W杯、三苫の1ミリはまさにそれです。
自分以外の仲間の為にプレーできる選手になってください。そういう事の積み重ねで仲間からの信頼を得ることができます。
と、たまにはグランドに来て成長した姿を見せてください。それが僕にとって一番の楽しみなので。
最後に。
チーム活動に理解していただき、子供たちを応援してくれました保護者の皆様。そして役員という面倒を引き受けてくれた皆様。本当にご苦労様でした。そしてありがとうございました。今年も楽しい時間を子供たちと過ごすことができました。
感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。
卒団記念品を頂きました。かっこいい!大切に使わせてもらいます。