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ミカド星和カップなど。

週末のことなど。


■町大会

無事に終わって何よりです。役員の皆様、指導者の皆様、本当にご苦労様でした。感謝の言葉しか浮かびません。僕の中で町大会は新しいスタッフにたくさんの経験をしてもらう場と割り切っています。ですから、僕自身は監督も審判もやりません。さぼっているわけではありませんよ(笑)急に審判も監督もできません。ですから、このような場でたくさん経験をしてほしいと思います。今回はOBの高校生が審判をたくさん手伝ってくれました。こういう姿を見ることができるのも指導者の楽しみのひとつです。

相変わらず、事前準備は大変ですが、今後もやっていきたいと思います。


■ミカド星和カップ1回戦

強豪相手に見事な勝利でした。例年ですと相手の情報をできるだけ調べて対策をしますが、今年は最初から言っている通り、どんな相手でも、自分たちの形で戦うという事ができました。その上での勝利ですから、例年以上に意味があります。アップから特別な事はやっていません。試合前に話すことも特別な事は言いませんでした。いつものようにやる。全員が同じ方向を向き、同じ目的の為に力を出せれば、こういう結果が出ると言う事です。結果が出る試合は、内容はもちろんですが、見ているこちら側に伝わるものです。この試合も、しっかり伝わってきました。

2-0の勝利。見事でした。



■ミカド星和カップ2回戦

1回戦が終わった直後、すぐに選手を集め、厳しい口調で話をしました。経験から強豪相手に激しい試合をした後は、気が抜ける。それも、チーム名に”B"と付いていると尚更で・・・

不安は的中。無駄にボールを保持。声をかけない。雑なパス・・・これがさっきと同じチームなのかと。もちろん、相手チームが頑張っていました。(試合後、相手チームの監督さんがうちは150%の力をだしたと)でも、でもです。

これが驕り(おごり)です。油断です。一番僕が恐れていたものです。

選手はそんな事は思っていないし、感じていないと思います。「ちょっと、なめてかかろう」なんて。驕りも油断も無意識に心の中に現れ、プレーに出る。

ハーフタイムのベンチでは、今年のチームではもちろんですが、ここ数年でも出した事がないくらいの声で叱りました。特にセンターラインの選手には。一年間中心でやったてきた選手だから、余計に厳しく。親御さんも相手チームも引いていたと思います。グランドには僕の声しか響いていない状態。

僕がここまで言ったのは、一回戦で負けたチームの事が頭をかすめたからです。相手チームにとっては最後の試合でした。負けたことで何人も泣いていました。それだけ必死に戦ったのです。こんな試合内容では、そうやって戦ったチームの選手や監督に失礼だと。僕だったら、「うちはこんなチームに負けたのか・・」と、悔しく、残念な気持ちがきっと沸きます。勝ち進むということは、負けたチームの気持ちも引き受けることだと思ってトーナメントを戦っています。だから試合を重ねる後とに成長し、より熱い試合ができるのです。

後半は一言も声を出さず、ただじっと見ていました。

試合終了10秒前、なんとかゴールし、逆転で次へ進めます。でも、まったく僕の心は晴れません。ただ、勝っただけ。唯一の救いは、消化不良を解消できるかもしれない場が、与えられたことです。うちのチームはいつも、チャレンジャーです。泥臭く、相手より少しでもたくさん走り、相手より少しでも強い気持ちを持って、相手より少しでも声を出して。そうやって40分を戦うしかないのです。

当たり前ですが、大会のエントリー表はファイナルの分までコピーして大会に臨んでいます。大会に出場するからには、ひとつでも勝つことを目標に戦います。その気持ちがなければ大会に出場する資格はありません。

極端な二つの内容の試合でした。次の試合でどちらの試合内容となるのか。なるのかでは、ありませんね。どんな試合内容と”するのか”サッカーをするのはコーチではありません。選手自身ですから。

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