■カーニバルへ向けてのTM
遅くなりましたが6年生にとって初めてのTMがありました。
目的はカーニバルのA・Bチーム分けと上げてくる5年生を決めることです。
何度も書いてますができれば全員で戦いたいのですが人数が多いので分ける必要があります。
僕が見ているのは戦えているか、走れているか、迫力があるかです。
抽象的で僕の感覚的な部分も多くありますがここは自分の経験と感覚を信じて選手を見ています。
やってみた感想は戦えている選手とそうでない選手に大きな差がありました。
うまい・下手とかスキルがある・なしではないです。やっているか、やっていないかです。
僕には珍しく4名の選手にはAチームでスタメンでいくよと話しました。それほど、他の選手と違いがありましたから。
田〇コーチにも確認を取り、A・Bチーム分けをしましたので今週発表します。
■JA全農予選
1勝1負の2位で次に進むことができました。
試合後にも話しましたが物足りません。まず公式戦に来ている。選抜で選ばれて来ているという部分を感じていない選手がいます。試合前からコーチたちに何度も注意を受けていました。
5年生です。自覚を持ってほしい。というか持つべきです。そういうものを持って公式戦には挑むべきです。
試合は2点先制しましたが後半逆転されて第一試合を落としました。
同じ選手で戦っていたら結果は変わっていたかもしれません。でも、それは誰にもわかりません。スポーツに、たら・ればはなしですから。
暑い中の20分ハーフです。スタメンの8名だけで勝ちきれるほど簡単ではありません。だからベンチの選手含め全員で戦うのです。
試合結果はその試合だけで決まったのではなく、日ごろのトレーニング、当日の準備、すべてが繋がった結果です。だから、日ごろのトレーニングの中の一つ、ひとつのプレーを手を抜かず全力でやるのです。
4年生までは個人だけの力である程度戦えます。でも5年生からそれだけでは戦えなくなります。
チームとして仲間とどうやってボールを繋ぎながらゴールを目指すのか。与えられたポジションで、そのポジションですべき事をやる。そういう事ができる選手がチームに貢献できます。
2試合目の後半、何人かの選手に厳しい言葉を使いました。
いつも言っていますが期待も何もしていない選手に僕は何も言いません。
それはうまい・下手ではありません。真摯にサッカーと向き合い、チーム、仲間の為に全力でプレーしているか。自分の持っている力を出しているかです。
試合を見ていた方は感じたかもしれませんが僕は得点した選手を褒めることはあまりしません。
あくまでゴールを決めた選手は最後にボールに触っただけという認識だからです。そのゴールしたボールは誰かが奪っています。ボールを奪う事は本当に大変です。そして大変な割に褒められることはあまりありません。
ここ!という場面で10㎝でも1㎝でも足を伸ばし、身体を投げ出せる選手がチームを助けます。
10秒でも1秒でも多く全力で走ることができる選手がチームには必要です。
これは生まれ持った才能ではありません。誰もがやろうと思えばできることです。やるかやらないかだけです。
土曜日、どんなプレーをしてくれるか期待しています。