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一区切り。

6年生にとって最後の公式戦は、あっという間に終わってしまいました。

この試合で選手がすべて出し切ったのかはわかりません。ただ、よく頑張っていたのは確かです。僕自身はいつも以上に試合の進むスピードが早く感じ、時計を見るたびに焦り・・・もうちょっと何かできたのではないか。我慢すべきだったのでないかと、少し悔いが残っています。


選手権でのFC市○戦。あれがなく、このミカドの試合が最後だったら、これほど穏やかな気持ちではないと思います。選手もですが、なにより僕自身、あの試合がこのチームでのピークだったのかもしれません。あれだけ気持ちの入った試合はそうそう見れるものではありません。そんな試合をもう一度というは小学生には酷なリクエストかなと。もちろん、もう一度テンションを上げ、気持ちを入れ直すことができなかったのは、僕の指導力のなさだということ認めた上での話しですが。そんなに簡単に一度出し切った選手の気持ちは埋まらないということがわかりました。これも僕にとっては貴重な経験です。だからこそ、どこにピークを持っていくのか。まだまだ経験不足です。

今は勝てなく残念でしたが、そんな気持ちよりも、ほっとした気持ちのがだいぶ大きいのが正直なところです。それは、選手にずっと言ってきたこと。勝つことは目標ではあるけど、目的ではない。その過程であり、そこに至る努力が大切。それを僕自身が感じることができたからだと思います。


チーム発足当初からチームにならないと悩みましたが、何とかそれなりの形になったと感じ。
時期は違いますが選手ひとり一人の成長を感じ。(これほど目に見えたのも初めてです)
熱い、気持ちの入った試合を見ることもできました。


こういうことを感じたいと指導者をやっています。
数字的な目標はでませんでしたが、それに向う過程・目的はそれなり達成できたと思っています。だから僕は満足しています。今はプレッシャーから開放された安堵が心を満たしています。もう難しいことは考えなくてもいいと思うと、本当に気が楽です(笑)Aチームの監督は、やっぱりむいていません。



さて、6年生のみんなは次のステージへ。
クラブチーム、部活、どちらでやるのか。そもそもサッカーを続けるのか。悩んでください。自分のことですからね。もちろん、アドバイスはできますので相談してくださいね。公式戦がないからって、雑に扱ったりしませんよ(笑)ちゃんと卒団するまでお付き合いしますので。


たくさんのTMに文句も言わず(心では思っても 笑)お付き合い下さった、ご父兄の皆様。本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
選手、ひとり一人に僕のできる範囲で愛情を込めて接してきたつもりです。その愛情はサッカーが上手、下手ではなくサッカーが好き、楽しいと思ってもらう所に注いできました。どの選手もサッカーが好きなサッカー小僧だと思います。そんなサッカー小僧と忙しくも楽しい時間が過ごせました。

本当に感謝しています。ありがとうございました。

まだ、卒団まで時間はありますが、とりあえず、一区切りです。

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