今週末よりカーニバルが始まります。今年もA・Bの2チーム参加です。
これは西尾張の大会に出場できない6年生に大会の経験してほしいという思いからです。
ただ、だからと言って6年生は無条件でスタメンだったりフル出場とはなりません。
大会です。公式戦です。結果も考えます。
土曜日に近〇コーチよりカーニバルチーム分けの発表をしてもらいました。
納得のいかない選手がいたらいつでもいいので理由を聞きに来てください。しっかり説明します。
ユニホームも渡し、今週末から大会となります。
と、言う事は昨日が大会前、最後のトレーニングだったという事です。それにしては気持ちの入りが弱かった。
4人一組になる場面で5人で集まり、何の対応もしない。
それを周りで気づいてる人がいるのに何も言わない。トレーニング以前の問題です。
ずっと言っています。自分から言葉を発すること。
コミュニケーションを自分から取ること。
サッカーは自分の思いを相手に伝える場面が他のスポーツより多いと思います。
ここにパスをくれ!
お前が寄せろ!
上がりすぎだ。下がってこい!
すべて自分の言葉で相手に伝えます。
ベンチからコーチが言う言葉ではありません。自分でやるのです。
だからトレーニングからずっと自分から、自分からと言い続けています。
僕は選手に、試合に勝て。シュートを外すな。パスミスするな。
抜かれるなという事を言ったことはありません。(たぶん・・・)
それを失敗したからと言って叱ったことも、ベンチに下げたこともありません。
ただ、やれるのやらない。力があるのにチャレンジしない。あきらめる。戦わない。そういう事に対しては強い言葉で叱ります。
技術は日々の積み重ねです。でもメンタルの部分は自分の気持ちですぐにできます。
チームには同じ町の小学校の選手だけですので仲の良い子と一緒にやりたい。
その気持ちはわかります。わかりますがそのせいでトレーニングが進まないでは他の人が困ります。
仲間と仲良くサッカーがしたいだけなら、公園でサッカーをしていればいいのです。わざわざ、このチームでやる必要はありません。
一人のトレーニングはさぼっていても自分が上手にならないだけですが複数でのトレーニングは迷惑をする選手がいますから強く叱ります。
残念ですがリフティングの時間は真剣にやっている選手とそうでない選手と明確に分かれます。
でも、僕は何も言いません。本人が上手にならないだけですから。そういう選手に限って試合に出たいと主張します。
これ、すごく勝手ことです。努力しないで一番楽しい試合に出たい。
上手にやれと言っていません。努力の部分を見ています。どのコーチも見ています。それは努力をしない選手を見ているのではなく努力をしている選手を見落とさないようにです。
楽な方に流されるのは簡単なことです。
低学年までは頑張っていたのに高学年になったら努力を怠る。楽な方に流れ、成長が止まる。
今もそうなりそうな選手がひとりいます。もちろん、個別で助言はしますが最終的にやる・やらないは本人の意識です。
サッカーに真摯に取組み、自分のできる努力を地道にやっている選手は時間はかかる時もありますが必ず成長します。
僕が見ているのは選手が努力しているか。自分の持っている力を出そうとしているかです。出なくてもしょうがないです。出そうとしているかです。そいうのは見ていれば確実に伝わってきます。
僕はかなりの負け嫌いです。ですからもちろん勝ちたいと思ってベンチに入っています。
ただ、だからと言って勝つためだけの言葉はかけません。
選手は勝ちに拘るべきですが僕らコーチはそこに至るプロセスも見ないといけません。そしてそれはずっと一緒にトレーニングをしているコーチにしかわかりません。
自分の力を出す。自分の言葉で伝える。
その部分の成長を試合では一番見たい。見せてほしい。
何も人と比べる必要はありません。
ただ試合後、自分自身に聞いてみてください。全力で戦ったかと。
心の底からやりきったと言えればそれでいいです。
そういう気持ちは必ず見ている人に伝わります。