選手権Bチームは0-0、PK4-5で惜敗でした。
まずは開催できたことが一番うれしかったです。やっと選手権が帰ってきました。
何度もここに書いていますが僕はこの大会を一番大切にしています。
それは最初で最後の11人制であり、6年生にとって最後の公式戦だからです。
ずっとトレーニングしてきたことをすべて出してほしい。
後悔なく戦ってほしい。僕の思いはこれだけです。
もちろん勝てば最高ですが僕の中でそれは一番の目的ではありません。
そういう意味では力を出し切って戦えていました。
最高に熱い試合でした。試合後の僕の手はパンパンでした。
ベンチの監督、コーチは誰一人選手を責めることなく必死に背中を押す言葉をかけていました。
まさに応援です。それも特等席で。
簡単に下げることなく前へ、前へ進む。
ただただゴールを目指す。
取られたボールを奪い返す。
技術的に高い選手たちではありません。でも走ること。強度を持って戦うことはこれまでで一番でした。だから100点満点の試合です。
ベンチの選手、応援の親御さんも自然に応援の声が出たと思います。
戦う姿を伝えるとはこういうことです。全力で戦う姿は必ず伝わります。
試合の感動は技術的な上手さではなく、そのチーム、選手への想いの強さ、大きさだと僕は思っています。
大治SSSというチーム、6年生に対する思いは誰よりも僕が一番大きいと思っています。
だから選手からもらう感動も僕が一番大きいのです。
本当にしびれました。PKは見てられませんでした。
今でも心にある悔しさは、もう一試合、彼らのプレーする姿を見れなかった悔しさです。
試合後、選手に話しをしましたが久しぶりに感極まってしまいました。
みんなのプレーはしっかり伝わりました。
50才を過ぎてこんなに感情的になれることはそうありません。
試合後、副審をしていたOBが感動しました。やっぱりサッカーは最高ですと本当に純粋に話してくれました。これがすべてです。サッカーは最高です。
Bチームの6年生は実質引退となりますが、次のステージでもサッカーを続けてほしいと思います。
きっと、日曜日の試合以上の楽しさを味わうことができます。サッカーを続てください。
やっぱり、サッカーは最高です。