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新年度説明会を終えて

昨日の新年度説明会には多数の方に出席頂きありがとうございました。

毎年ですが僕から1時間に渡り、一方的にチームの考えなど話をしました。

少し高圧的な部分、厳しい言葉を使っての話で不愉快になった方がいたかもしれません。ただ後からそんなことは聞いていない。そんな感じだとは思わなかったとならないようにとの思いからですのでご理解ください。

(早口で話したので不明な部分がある方は遠慮なくお問い合わせください)


その中で24年度以降、県登録をやめるという話をしました。

その要因のひとつに指導者ライセンスの問題があることもお話しました。ただ、これについては正式な決定連絡はまだありません。もしかしたら今まで通りに進むかもしれません。では、現状通りなら県登録を辞めないかと言えばそうではありません。ライセンスの問題は要因のひとつです。


県登録についてはリーグ戦が始まった数年前からずっと考えています。

試合は楽しいです。ただスタッフ、役員さん、親御さんの負担は間違いなく増えます。

そして何より僕の負担が増えます。ここの要因が一番大きいです。

もしライセンスの問題が改善され、僕の代わりにチームのすべてをお任せできる方が現れれば県登録を続けるかもしれません。ただ現状その可能性は限りなくゼロに近い状態です。ですのであのような話をしました。


ごくごく普通のサラリーマンです。ただ指導者を始めた20年前と今では会社での位置も責任も変わっています。ちょっと余裕がありません。

分担すればいいと思われるかもしれませんが切り分けが難しい部分があります。

私事ですがガッツリ自動車業界で働いています。自動車業界は100年に1度の変革期と言われていますが、その渦にみごとに飲まれ、もがいています。


これは少年サッカーも僕は同じでこの10年で変わって来ていると感じています。

説明会でお話したチームの考え方とマッチしない。このズレが僕の中でずっとストレスになっています。


チーム方針。ちょっとカッコ良く言えばチーム理念。

これに基づいて活動を考えるべきです。ですからこの理念に関しては嘘、偽りなく、正直に皆さんにお話しています。


サッカーを好きになってほしい。サッカーが好きな子を増やしたい。

サッカーを好きな子にもっともっと好きになってほしい。

長くサッカーと関わることで少しでも生活が豊かになってほしい。


これが僕の一番全面にある思いでありチームの目的です。


Jリーガを育てたい。優勝したい。チームを大きくしたい。良い指導者だと言われたい。僕にこのような気持ちはありません。


子供たちが夢を持ち、勝ちに拘ることは大切です。

でもそれは子供たちの思いであって僕の思いは違います。


このチームでご飯を食べているわけではありません。褒められたい、認められたい。そんな気持ちはありません。このチームがなくなっても僕は失うものは何もありせん。生活に困ることもありません。失うもが無いから全て正直に話すことができます。

何より大好きなサッカーには正直に関わりたいのです。

もちろん、失うものが無いからいい加減にはやっていません。それは他のスタッフも同じです。真摯に正直に情熱を持って、一人ひとりの子供達と接しています。


説明会の後、グランドへ行きコーチと談笑し、高学年の選手のプレーを見ていました。

説明会であそこまで話して良かったのだろうかとガサガサしていた気持ちがありましたが暖かい青空の下、早咲のサクラが咲いているグランドで楽しそうにプレーする子供達を見て少し潤いました。間違いではなかったと思えました。


チームとして変化をする時期に来ています。ただ、僕ら指導者が子供たちに伝えたいことには何も変化はありません。目的に対応する手段に少し変化があるかもしれないと言うことです。


来るもの拒まず、去る者追わず。これも僕の変わらない気持ちです。


意志あるところに道あり。


大治SSSでサッカーをしたい子供達がいる限り情熱を持ってやっていきますので関わる皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い致します。


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