週末のことなど
■4年生TM
大会前の貴重なTM。大会はA・Bと分けて参加しますのでこのTMもそのチーム分けで行いました。
まずはAチーム。
迫力が足りませんでした。抽象的な言葉ですが僕の中では明確にイメージがあります。これは経験値です。
技術的な部分ではなく、負けない、戦う、ボールを絶対に奪う。セカンドボールを拾う。仲間のためにスプリントする。書けばきりがありませんがどれも技術的なことではありません。気持ち、意識の問題です。
技術の前に僕の中で大切にしている。そして妥協しないところです。
見ていた方はわかったと思いますが僕はパスミスもシュートミスも空振りしても、トンネルしても叱ることはありません。それはやった、実行した結果のミスだからです。
僕が厳しく叱るのはやらないことです。
できなきなくてもいいです。そもそもやろうとしないことを流して許すことはしません。できないメンバーではありません。それは僕は見た最後の1本が戦えていたからです。これを大会で最初からやれるかで結果は大きく変わります。
そしてBチーム。
戦い方、ポジションは明確に決まりました。あとはどこまで諦めず、粘り強く戦えるかです。
大〇コーチはもちろん、他のスタッフにもベンチに入ってもらい鼓舞し続ける必要はありますが何とか悪あがきを(笑)したいと思います。
キーパーのパントキックは大発見でした。どこにどんな発見があるかわかりません。
■叱るということ
この週末、4年生のTM、5年生のトレーニングとも何度も何度も大きな声で叱りました。いつもいつもこんな大きな声で叱りません。
なぜか?公式戦という目標が間近にあるからです。ではなぜ大会があるからなのか。勝利という結果を求めての部分もありますが僕の中でそれ以上に大きく、一番の理由は相手がいるからです。試合は相手とこちらが真剣に、本気で、全力で戦うからお互いに楽しく、見ている人が感動すると思います。試合の相手に気持ちがなければ、試合はまったく楽しくありません。それはTMも同じです。全力でやらなければTMにはなりません。
相手がいる。その相手の為に全力で戦う必要があるのです。もし、全力でやっているのにと思う選手がいたらそれは自分自身の全力、頑張るのハードルが僕の基準より低い。足りないのです。
厳しい事を書きますがその理由は先に書いた相手がいるからです。大会に参加するということはそれほど僕にとっては大きなことなのです。だから、相手に失礼のない力を最低限持って参加すべき。その為に今は厳しい対応もします。
中には今までで一番大きな声で叱られ、厳しいことを言われた選手もいるかもしれません。でも必要があると思えば今後も叱ります。
もちろん、叱ってばかりではなく褒めることも多々あるんですがどうも叱られたイメージばかり残るようでOBからはいつも叱られていたと言われます・・・・
大きな声で叱ることは大変なんです。疲れますし。でも必要なことは言い続けます。この熱さがなくなった時はグランドに立つことをやめます。
とても厳しいことを書きましたがここに書いていることはすべて僕の考えであり、思いです。ですから合っている、間違っているという議論ではありません。
この内容に納得できなければ、別のチームで活動してもらえばいいだけです。ここで書くことで考えを整理してもらうために書いています。不安、不明な部分があればグランドでトレーニングを見てほしいと思います。
■卒団生の活躍
週末、二人のOGが来てくれました。県トレセンの合格、次のステップのことなど。
二人とも充実していることが笑顔から伝わってきました。
何よりも怪我無く、充実した時間を過ごしてほしいと心から思います。そしてトレセンの結果の良い・悪いに関係なく顔を見せてもらえると僕はうれしいです。