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海部地区カーニバルなど

部地区カーニバルが始まりました。それに伴う思いなども・・・


■Bチーム

二試合とも0-2の敗戦。Bチームにとっては、どの試合の相手も格上となります。そういう意味で良く戦ったと思います。帯同したコーチからも非常に前向きで熱い言葉の連続でした。その言葉で十分、みんながどれだけ頑張ったのか想像できました。Bチームを大会に参加させて大正解でした。まだ、7試合残っています。熱い、気持ちの伝わる試合しよう。それが一番の目的です。


■Aチーム

押している試合の相手のセットプレーほど嫌なものはありません。そんな不安が的中し、0-1で初戦を落としました。負ける時はこんなものです。唯一打たれたシュートが唯一の失点。

二試合目に入る前、珍しくたくさんの話をしました。負けた次の試合内容で気持ちの強さがわかります。結果はなんでこれが初戦に出来なかったのかと思うくらいの快勝。内容も素晴らしいものでした。これは勝ったからでなく、今年に入って言ってきたことをやろうとし、それが出来た場面がたくさんあったからです。そして、何より、みんながチームの為にプレーしていました。

チームの為に自分ができる事を全力で。自分がしたい・やりたいプレーではありません。チームの為です。

この初戦の敗戦が、カーニバルが終わった後、あの敗戦があったらと思える予選に。負けた試合から学び、次へ繋げることが大切です。


■いつもチャレンジャーです

うちのチームが楽に勝てる相手は西尾張はもちろん、海部地区にもありません。
でも、絶対に勝てないチームもいないと僕は本気で思っています。どんな大会も優勝を目指して参加しています。負けることを前提に参加していません。そんな気持ちが少しでもあるなら大会に参加しません。勝ち負けのはっきり出る競技スポーツです。参加することに意義があるなんて言葉は頭の片隅にもありません。でも、だらと言って、どんな事をしても勝利の目指すわけではありません。このさじ加減が難しいのですが・・・


■原点

指導者を始めて13年目のシーズンを送っています。
一時は年間予定を考え、大会から逆算してTMをすごい勢いで組んでいる時もありました。その時、よく口にしたのは「試合慣れをさせる」

なぜか?大会に勝つ為の一番の近道だと思ったからです。それ自体は今でも間違いだとは思っていません。ただ、僕が選手に一番伝えたい事は、そこじゃないと、ふと思ったのです。それはここ数年の試合数の多さと自分自身の仕事が多忙になったことで、たまにグランドに行くのが疲れた時があったからかなと。選手とグランドでサッカーに関わることが辛い、疲れると思ったことは一度もありませんでした。楽しい気持ちだけ。そんな僕がです。

そんな思いから、リーグ戦の不参加を決めました。正直、欲もありました。他のチームですべてのリーグに参加していないチームはほとんどありません。TMも減らしています。頂いた話はすべて受けますがこちらから組むことは大会前に少しだけです。

結果、余裕ができます。情熱が沸いてきます。日曜日、カーニバルの朝は久しぶりに目覚まし時計より2時間も早く目が覚めました。やることもないので、誰もいないグランドへ行き、グランド設営。こんな時間も楽しく。

最近は選手と一緒にプレーすることは、ほとんどありませんでしたが今年は積極的に一緒にやっています。単純に楽しいからです。そういう事で忘れていたことを思い出します。基礎・基本。止める。蹴るの大切さ。カーニバル前日のトレーニングは基礎の部分の復習でした。試合はそんな基礎的なディテールの積み重ねです。だからこそ大切にしようと。Aチームが一番地味なトレーニングをしてると思います。そして、その部分は中学もクラブチームでも、どこでもきっと役に立つはずです。


指導者を始めた頃、何もわからず、選手を怒鳴りつけていた頃を思い出しました。なんと酷い指導者だったことか・・・その頃と今ではまったく振る舞いは変わりました。振る舞いは変わりましたが、サッカーを通じて選手と関わることへの情熱は今も昔も変わりません。ちょっと減っていた情熱も肩の荷を降ろしたことで元に戻りましたから。


僕が選手に伝えたい事は、サッカーは楽しいんだぞ!ということです。これが原点です。

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