前回のブログで自分の事を独裁者と言いました。
イメージとしてはあまり良い意味に感じないと思います。それは独裁者=自分自身の私利私欲というイメージだからだと思います。
私利私欲。具体的に言えばお金だったり名誉だったりかと思いますが僕含め、全スタッフはそれに該当はしません。
じゃぁ何かと言ったら充実感だったり子供たちの笑顔や頑張る姿かなと思います。具体的なものでなく、とても抽象的なものです。
僕は何かなと考えるとまず何よりサッカーが大好きです。サッカーが楽しい。好き。そんな気持ちをどんどん大きくしたいと思っています。嫌いになるなんてそんな寂しいことはありません。ですからまずはグランドは楽しい空間であってほしい。そのような雰囲気だったり環境を作ることが大切になります。
その上で技術はもちろん、環境があることは当たり前ではなく感謝の気持ちを持ってほしい。そういう事を活動を通して理解してもらう。その過程で厳しく叱ることもあります。
グランドは楽しい空間であってほしいと書きましたが、もうひとつの思いは子供たちにとって逃げ場になっていたらいいなと。
学校や家庭、友達との関係など子供は子供でいろいろあります。そいうものをまったく僕は無視して子供たちを見ています。学校や家庭での事は知りませんし、噂話が入ってきても完全に無視です。僕はグランドでの姿ですべての判断をします。
ですから僕の評価と学校などの評価が真逆の事もあります。それは先に書いたようにグランドの姿がすべてだからです。
だからみんなには学校や家で悪さをしても(笑)安心してグランドに来てほしいと思います。
何度も書きますが楽しい、好きという気持ちを大切にしています。
ですから試合のミスなどで大きな声で叱ることはありません。
ただ、こういう考えは20年前には持っていませんでした。長く指導者として関わることで自分の中で大切に思うことが出来上がってきました。
20年前の自分と今の自分では考え方、振る舞いは違います。これが経験なんだろと思います。
ただ考え方は今後、変わるかもしれません。それは時代の流れだったり子供たち、親御さんの考え方の変化などいろいろあります。
そういうものと自分の気持ちとの折り合いを付けながら今後もやっていくのかなと。
ただ20年前から変わらず、今後も変わらない(と思いますが・・・)思いは主役は子供たちである。その環境を作る事が大切。これが僕の核にあります。
その為に時に独裁的に振る舞うことがありますが
チームに関わる方にはわかっていてほしいと思います。
チーム運営って結構大変なんです(笑)