週末のことをちょっとと・・・
■フジパンへ向けてのTM
3週連続のTMの締めくくりは日ごろからよくやらせてもらうチームに胸を借りました。このTM後にフジパンメンバー発表でしたので、いつも以上のプレーを期待しましたが、結局はいつもと同じメンバーがやっていたという感じです。
選手発表の時、選手には話しましたがレギュラー・スタメンとベンチの選手の力の差が開きつつあります。8人制だからといって8人では戦えません。特にフジパンは暑い中での試合となります。相手のチームは選手を入れ替えても、目に見えて戦力が落ちませんでした。選手層の薄さが今年のチームの
課題のひとつです。
■選手選考
いつも言っていますが、トップチームは実力です。学年はまったく関係ありません。もちろん気持ちとしては6年生を試合に出させてあげたいと思いますが、これが大治SSSのチーム方針です。このTMも6年生にチャンスを与えました。これが僕のできる一番の優しさです。後は本人次第。
また、メンバー入りしても、今度は当日の出場時間に差が出ます。遠くまで行って数分、またはゼロの場合もあります。申し訳ない気持ちでベンチに入っています。もし、それに不平不満がありましたら直接、僕に言ってください。”できる対応”をします。もちろん出場機会を与えるわけではありませんが・・・
■チーム運営
いよいよ団員数が100名近くになりました。僕が西小単体の頃は20名ほど。大治小と一緒になった初年度が60名ほど。ここ数年で人数が1・5倍以上です。
「僕のやり方でやります」と勢いで言って、西小の代表になってから8年。
花○さんに一緒にやりませんかと相談したのが7年前。
西小の頃は本当に”ひとり”でやっていました。町大会の監督もすべてのカテゴリーをやり、全大会すべてに帯同し、監督をして、審判をして・・・
でも、「僕のやり方でやります」と言った手前、頑張りました。自分でもよくやっていたと思います。大治小と一緒になってからも、僕から言い出した合同チームでしたので、全力でやりました。すべての発言・決定には責任がセットだからです。
悩んで悩んでやっていた西小時代。二人の方から言われた言葉が今でも、ずっと僕のベースとなっています。
「永田さんが本当に子供のために、汗をかいていれば賛同して手伝ってくれる人が絶対に現れます。一人でもここでサッカーをしたいという子供がいるなら続けるべきです。辞めるのは簡単ですよ。」
「永田さんが楽しんでやらないと、子供は楽しくないですよ。」
チームは大きくなりました。地域のチームの指導者の方々とも仲良くしてもらっています。TMに困ることもありません。でも、それだけに選手ひとりひとりの顔。その親御さんの顔が見れなくなったのも事実です。先にも書きましたが西小時代は20名ほどですからね。選手も親御さんもすべて把握していました。今はとてもできません。また、その頃「チーム運営」なんて言葉は頭の片隅にもありませんでした。小さな集団です。すべて把握できる人数でしたので、それほど難しく考えなくてもできていました。
じゃぁ、今はどうか?まず最初に思うのは「チーム運営」です。まるで仕事です。でも規模が大きくなったのですから、しょうがないことです。ここをしっかりやらないと選手が困ります。
今でも選手の為に汗をかいている自覚も自信もあります。縁あってここでサッカーをする子供に、よりよい環境でサッカーをしてほしいと思っています。そこには入団の年数も学校も関係ありません。僕の中ではすべてフラットです。入団したからには責任を持って、自分のできる全力で対応します。
チームは選手・スタッフ・保護者の皆様が同じ志を思って、同じ方向を向いているからこそ進めます。その志の大前提は”子供たちにとって、どうか”です。もちろん僕が決めるチームのあれこれも同じです。何かをやる・変える場合に、まずは子供たちにとって良いのか・悪いのか。その次に現状のスタッフでできるのか。その次に保護者の理解・協力を得ることはできるのか。そんな順番で考えています。
他の団体で親御さんからこんな発言あったそうです。
「役員をやるなら、辞めます。」
この発言に子供の気持ちはゼロです。もし、こんな気持ちの保護者の方がいましたら、クラブチームへ移籍してほしいと思います。クラブチームには役員も当番もありませんから。
誰も好きで役員をやるわけではありません。でも、誰かがやらないとチーム運営はできません。もちろんすべての方ができない場合もあります。週末お休みではない人もいます。過去にもご夫婦で仕事をしているのでどうしても、週末関われない方がいました。でも、子供はサッカーをやりたい。その方たちは、率先してビブスを洗ってくれました。短い時間ですが、団の行事に参加してくれました。これがチームに関わることだと思います。チームに対する愛情です。
偉そうに書いていますが、過去には何度も失敗をしています。保護者の方から厳しい言葉を言われたこともあります。でも、どの失敗も選手にとって、良いと思ってやった失敗です。私利私欲だったり、楽をするためではありません。今でも不安でいっぱいです。
僕は常勝チームを作るためにやってるわけではありません。ましてやチームを大きくする為にやっているわけでもありません。ただ、ここでサッカーをする子供たちが、今まで以上にサッカーを好きになってくれれば良い。そんな思いです。
西小時代、悩みながらもやっていた当時の自分が今の僕を見たら、楽しんでやっているか?と、声をかけてきそうです。僕は今、楽しめているのだろうか・・・
■フジパンへ向けてのTM
3週連続のTMの締めくくりは日ごろからよくやらせてもらうチームに胸を借りました。このTM後にフジパンメンバー発表でしたので、いつも以上のプレーを期待しましたが、結局はいつもと同じメンバーがやっていたという感じです。
選手発表の時、選手には話しましたがレギュラー・スタメンとベンチの選手の力の差が開きつつあります。8人制だからといって8人では戦えません。特にフジパンは暑い中での試合となります。相手のチームは選手を入れ替えても、目に見えて戦力が落ちませんでした。選手層の薄さが今年のチームの
課題のひとつです。
■選手選考
いつも言っていますが、トップチームは実力です。学年はまったく関係ありません。もちろん気持ちとしては6年生を試合に出させてあげたいと思いますが、これが大治SSSのチーム方針です。このTMも6年生にチャンスを与えました。これが僕のできる一番の優しさです。後は本人次第。
また、メンバー入りしても、今度は当日の出場時間に差が出ます。遠くまで行って数分、またはゼロの場合もあります。申し訳ない気持ちでベンチに入っています。もし、それに不平不満がありましたら直接、僕に言ってください。”できる対応”をします。もちろん出場機会を与えるわけではありませんが・・・
■チーム運営
いよいよ団員数が100名近くになりました。僕が西小単体の頃は20名ほど。大治小と一緒になった初年度が60名ほど。ここ数年で人数が1・5倍以上です。
「僕のやり方でやります」と勢いで言って、西小の代表になってから8年。
花○さんに一緒にやりませんかと相談したのが7年前。
西小の頃は本当に”ひとり”でやっていました。町大会の監督もすべてのカテゴリーをやり、全大会すべてに帯同し、監督をして、審判をして・・・
でも、「僕のやり方でやります」と言った手前、頑張りました。自分でもよくやっていたと思います。大治小と一緒になってからも、僕から言い出した合同チームでしたので、全力でやりました。すべての発言・決定には責任がセットだからです。
悩んで悩んでやっていた西小時代。二人の方から言われた言葉が今でも、ずっと僕のベースとなっています。
「永田さんが本当に子供のために、汗をかいていれば賛同して手伝ってくれる人が絶対に現れます。一人でもここでサッカーをしたいという子供がいるなら続けるべきです。辞めるのは簡単ですよ。」
「永田さんが楽しんでやらないと、子供は楽しくないですよ。」
チームは大きくなりました。地域のチームの指導者の方々とも仲良くしてもらっています。TMに困ることもありません。でも、それだけに選手ひとりひとりの顔。その親御さんの顔が見れなくなったのも事実です。先にも書きましたが西小時代は20名ほどですからね。選手も親御さんもすべて把握していました。今はとてもできません。また、その頃「チーム運営」なんて言葉は頭の片隅にもありませんでした。小さな集団です。すべて把握できる人数でしたので、それほど難しく考えなくてもできていました。
じゃぁ、今はどうか?まず最初に思うのは「チーム運営」です。まるで仕事です。でも規模が大きくなったのですから、しょうがないことです。ここをしっかりやらないと選手が困ります。
今でも選手の為に汗をかいている自覚も自信もあります。縁あってここでサッカーをする子供に、よりよい環境でサッカーをしてほしいと思っています。そこには入団の年数も学校も関係ありません。僕の中ではすべてフラットです。入団したからには責任を持って、自分のできる全力で対応します。
チームは選手・スタッフ・保護者の皆様が同じ志を思って、同じ方向を向いているからこそ進めます。その志の大前提は”子供たちにとって、どうか”です。もちろん僕が決めるチームのあれこれも同じです。何かをやる・変える場合に、まずは子供たちにとって良いのか・悪いのか。その次に現状のスタッフでできるのか。その次に保護者の理解・協力を得ることはできるのか。そんな順番で考えています。
他の団体で親御さんからこんな発言あったそうです。
「役員をやるなら、辞めます。」
この発言に子供の気持ちはゼロです。もし、こんな気持ちの保護者の方がいましたら、クラブチームへ移籍してほしいと思います。クラブチームには役員も当番もありませんから。
誰も好きで役員をやるわけではありません。でも、誰かがやらないとチーム運営はできません。もちろんすべての方ができない場合もあります。週末お休みではない人もいます。過去にもご夫婦で仕事をしているのでどうしても、週末関われない方がいました。でも、子供はサッカーをやりたい。その方たちは、率先してビブスを洗ってくれました。短い時間ですが、団の行事に参加してくれました。これがチームに関わることだと思います。チームに対する愛情です。
偉そうに書いていますが、過去には何度も失敗をしています。保護者の方から厳しい言葉を言われたこともあります。でも、どの失敗も選手にとって、良いと思ってやった失敗です。私利私欲だったり、楽をするためではありません。今でも不安でいっぱいです。
僕は常勝チームを作るためにやってるわけではありません。ましてやチームを大きくする為にやっているわけでもありません。ただ、ここでサッカーをする子供たちが、今まで以上にサッカーを好きになってくれれば良い。そんな思いです。
西小時代、悩みながらもやっていた当時の自分が今の僕を見たら、楽しんでやっているか?と、声をかけてきそうです。僕は今、楽しめているのだろうか・・・
| 17:53
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コメント
[3] ナガタ | 2014/06/25 10:36
温かい言葉、ありがとうございます。
[2] 人間発射台 デラップ | 2014/06/25 00:29
「他の団体で親御さんからこんな発言あったそうです。
「役員をやるなら、辞めます。」」
→信じられないですね。趣旨を理解していないのですね。
大治SSSにこんなことは無いことを祈ります。
特別な理由が無い限り、その子が戦力であっても、即、「クラブチームにどうぞ!!」だと思います。
但し、以下の様な方もいるのを聞いて、感動です。涙が出ます。
「もちろんすべての方ができない場合もあります。週末お休みではない人もいます。過去にもご夫婦で仕事をしているのでどうしても、週末関われない方がいました。でも、子供はサッカーをやりたい。その方たちは、率先してビブスを洗ってくれました。短い時間ですが、団の行事に参加してくれました。」
「役員をやるなら、辞めます。」」
→信じられないですね。趣旨を理解していないのですね。
大治SSSにこんなことは無いことを祈ります。
特別な理由が無い限り、その子が戦力であっても、即、「クラブチームにどうぞ!!」だと思います。
但し、以下の様な方もいるのを聞いて、感動です。涙が出ます。
「もちろんすべての方ができない場合もあります。週末お休みではない人もいます。過去にもご夫婦で仕事をしているのでどうしても、週末関われない方がいました。でも、子供はサッカーをやりたい。その方たちは、率先してビブスを洗ってくれました。短い時間ですが、団の行事に参加してくれました。」
[1] はは | 2014/06/24 10:03
失礼します。私も、昔、スポーツ少年団で汗を流していました。
親が練習に送迎をしてくれて、試合の度に車を出してくれ、合宿の時は差し入れをしてくれ、家では少しの合間であっても練習の相手をしてくれました。
本当に一生懸命になってくれ、その時の記憶は鮮明で、感謝の気持ちでいっぱいです。そのお陰で、競技以外の事も沢山学び、人の繋がりも沢山できました。それは、大袈裟ですが、人生の財産です。
子供本人の気持ちが勿論大切ですが、親達大人が本当に一生懸命にならないと、子供のヤル気も成長も生まれないと思います。
これは、私が、そういう経験をしたから思う考えなのかもしれません。ただ、自分の息子が永田さんのような考えのコーチのもとで、サッカーができる事が、とても有り難く、感謝しています。わが家は、主人が仕事で、なかなか関わる事ができません…なので、母親である私が、少しでも関われればと思っています。きっと、このような考えの親御さんは沢山みえると思います。
親が練習に送迎をしてくれて、試合の度に車を出してくれ、合宿の時は差し入れをしてくれ、家では少しの合間であっても練習の相手をしてくれました。
本当に一生懸命になってくれ、その時の記憶は鮮明で、感謝の気持ちでいっぱいです。そのお陰で、競技以外の事も沢山学び、人の繋がりも沢山できました。それは、大袈裟ですが、人生の財産です。
子供本人の気持ちが勿論大切ですが、親達大人が本当に一生懸命にならないと、子供のヤル気も成長も生まれないと思います。
これは、私が、そういう経験をしたから思う考えなのかもしれません。ただ、自分の息子が永田さんのような考えのコーチのもとで、サッカーができる事が、とても有り難く、感謝しています。わが家は、主人が仕事で、なかなか関わる事ができません…なので、母親である私が、少しでも関われればと思っています。きっと、このような考えの親御さんは沢山みえると思います。