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二つのお別れ。

先週から二つのお別れ会がありました。


■3兄弟の引越し

2・4・6年生の3兄弟がこの4月で引越します。

ある4年生の子が最後に一緒に試合がしたいからTMを組んで欲しいと言って来ました。相手チームの希望付きで(笑)喜んで組みました。

僕の思いは主役に点を取ってほしい。そして、大治の仲間と楽しんでほしい。それだけです。日ごろ、4年生のベンチに入ることはほとんどありませんが、最後の試合はお願いしますと担当コーチからお願いがあったので、メンバーを決めさせてもらいました。

目的はただひとつ。彼に得点をさせる。その為に全員で頑張る。

時間は過ぎれど、得点は生まれず・・・ただ、最後はドラマのようでした。右サイドをドリブルで抜けた選手からのクロスにゴール前に入ってきた主役が合わせてゴール決めました。やっぱり、サッカーの神様はいるんです。最高のゴールで終了。

ベンチに帰ってくる彼を見て、寂しさがこみ上げてきました。彼が6年生になってプレーする姿が見たかった。

試合の後はお母さん方による、お別れ会がありました。僕も少しの時間だけでしたが参加させて頂きましたが、みんなで送ってあげたいという気持ちが伝わる良い会でした。ここまで同学年の選手やお母さん方がやってくれた事が、彼ら兄弟がみんなから愛されていた証だと思います。この会でも話ましたが、彼らがみんなに愛される人になったのは両親のおかげです。これをあたり前と思わず感謝してほしいと思います。



■卒団式

6年生にとって最後の行事です。各団ごとに発表があるのですが、サッカーの子達は、まぁいつも小さな声で(笑)ただ、今年は素晴らしかったです。今までで一番かも。内容もですが、堂々と発表する姿に感動しました。これが成長だと思います。



■閉めの言葉

ボーリングでは最後まで叱られる学年。これほど苦労した学年はありません。でも、だからこそ記憶に残ります。何度大きな声で叱ったかわかりません。技術的に高い選手が多かったわけではありません。でも、結果をそれなりに残しました。最後まで本当の彼らが理解できたのか・・・なんだか不思議な学年です。

去年から全体の思い以外に個人に話をしています。去年はクラブチームへ行く選手と部活で頑張る二人でした。今年はGKとキャプテンです。

失礼を承知で言わせてもらいますが、GKの彼が1年生の時に今の姿を想像はまったくできませんでした。いつまで続くのかとすら思いました。しかし、今、彼は次のステージのジュニアユースでやる気満々のサッカー選手です。彼を見て思ったことは、本人がやる気になればできないことはないということです。僕ら指導者ができることは、そのスイッチを見つけるヒントを探すことくらいです。

今年ほどキャプテンを決めるのに悩ま事ない年はありませんでした。新チームになり、すぐに決めました。活躍は皆さんもしっている通りです。僕の思いを裏切ることなく本当によくやってくれました。そんな彼の活躍を中学校でも見たかったのですが・・・引越し先での活躍を期待しています。キミなら絶対に大丈夫です。頑張れ!


楽しいことより、苦しんだことの記憶のが残ります。この学年は僕の記憶にずっと残ると思います。アップアダウンの大きな年でした。難しい年でもありました。でも、それを自分なりに終えたことで指導者としての経験が大きくあったことも事実です。

いつも思います。

選手を育てているようで、選手に教えられ、育てられていると。

サッカーより魅力的なスポーツがあれば中学校でやることもいいと思います。でも、僕はサッカーが世界一素晴らしいスポーツだと思っています。だから、みんなにもその素晴らしさを伝えたいと思い、指導者をしています。

サッカーを続けて続けてください。継続は力なりです。

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コメント
[2] ナガタ | 2015/03/08 20:35
いつか、彼らの成長した姿を見たいですね。
[1] ピッタ | 2015/03/02 22:46
3兄弟はサッカー処できっと成長してくれると思います。
大治SSSでサッカーをしていた事、忘れないで欲しいです。
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