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新年度入団にあたって。

コロナウイルス対応で大人数での会議などの自粛要請が町のスポーツ課よりありました。
ですので、今年の新年度説明会は中止となります。ただ、新年度へ向けて準備は必要です。

・町に提出する名簿作成
・練習用ユニホームの発注
・スポーツ保険手続き
・サッカー協会登録手続き

これらを進める為、申込手続きのみ、22日午前中にスポーツセンターで行います。
ただ、少しでも少人数で行う様にしたいので学年ごとに時間を決めます。
詳細はすべて決まり次第、お知らせします。

説明会は中止ですがチーム方針は理解して入団してほしいのでいつもは一方的に話している内容を記載しますので一読し、理解した上で入団をお願いします。
長文となりますがお付き合いください。

・町の正式なスポーツ少年団です。クラブチームではありません。スタッフは全員ボランティアです。この活動で給料をもらっている方はいません。僕も普通のサラリーマンです。

・月1000円の保育所ではありません。ご自分のお子様はご家庭で見て頂くのが基本スタンスです。ですので試合会場へはご家庭ごとで来てください。チームとして配車当番などはありません。ただ、どうしても連れて来れない時があると思います。そういう時は個々でお願いしてください。

・練習でケガ、体調不良の時はグランドへ迎えに来ていただきます。必ず連絡を取れるようにしてください。

・お休みする場合は役員さんに連絡を入れてください。これは以前、交通事故にあった子、練習に行くと言って友達の家でゲームをしていた子などがいたからです。

・公式戦のメンバーは学年に関係なく選抜します。大会メンバーはスタッフで全て決めます。
ご父兄の個人的な意見は聞きません。もし何かあれば直接僕に言ってください。くれぐれも役員さん、他のスタッフへ言うことはやめてください。

・役員さんは子守をする為にいるのではありません。ですのでチームへのクレームやお願いは直接僕に言ってください。

・会場があって初めて大会ができます。会場ルールは絶対に守ってください。うちのチームではありませんが以前、ルールを守らず会場担当チームから注意を受けた方が逆切れしたことがありました。そのチームはその後の大会に出場停止、チーム代表は謝罪および大会準備の手伝いということがありました。
もし、注意を受けた場合は素直に従ってください。問題は個人ではなくチームに及びます。
各会場でルールが違います。申込時の資料に書いてありますので確実に読んでください。
また、掲示板、メールでも都度対応します。特に祖父母の方にも徹底願います。

・公式戦以外のTM(トレーニングマッチ)での選抜は基本しません。学年単位で行動します。

・練習を休んだからという理由で試合に出さないなどのペナルティはありません。ご家庭の用事を優先してもらって構いません。ただ、あまりに欠席が多いとTMが組めなくなるのでできる限りの協力をお願いします。

・遠方での試合は基本参加しません。6年生の時に刈谷市と大垣市の招待試合に行くくらいです。練習も基本、午前中のみです。

これ以外にも細かいものがありますが、申込時の資料を読んでください。
少し厳しい言葉になっていますが、それ程大切なことです。ご了承ください。

ここからは僕のチームに対する思い、考え方です。
(上記に書いてある事と一部ダブる部分があります)

去年は約100名の団員数でした。ご父兄を合わせれば300名となります。その全員が納得する運営はできません。だからこのようにチームの考え方を知った上で、納得した上で入団してほしいのです。

町のスポーツ少年団です。利益団体ではありません。ですから大治町の子で入団希望者を断ることはしません。また、退団する子をとめることもしません。どれだけ上手な子でもです。移籍希望者がいればすぐに対応します。まったくとめません。来るもの拒まず、去る者追わずです。

メダルがほしい。優勝したい。Jリーガーに育ててほしい。そういう方がいましたらそれはうちのチームではありません。
もちろん、選手がJリーガーになる夢を見ること。大会に優勝する為に努力することは必要です。ただ、僕の中にその様な気持ちありません。
サッカーが好きになってほしい。サッカーが楽しいという気持ちをずっと持っていてほしい。
勘違いしないでほしいのですが勝利を目指さないわけではありません。それなら大会にでる必要はありません。公式戦では最善を尽くします。でも、そこに至るプロセスが大切です。
勝つためにポジションをずっと固定し、同じメンバーで戦う。チーム戦術を徹底する。
そういう事はしません。それでは数人しか楽しくありません。上手な子も、ちょっとモタモタし子も同じようにサッカーが楽しいと思ってほしい。その為にどうするかを考えています。
時には大きな声で叱ることもあります。それは仲間を傷つけたり、グランドを大切にしなかったり、簡単にあきらめた時です。プレーの失敗に対し大きな声で叱ることはありませんし、ロボットのように指示することもありません。
次のカテゴリーで必要なこと。基礎基本をベースにトレーニングします。小学生年代が選手の終着点ではありません。スタートですから。

学校行事を最優先します。大会と学校行事が重なった場合、迷わず大会は不参加です。
また、ご家庭の用事も優先してもらって結構です。旅行に行く、帰省する。そういうことで
スポ少活動をお休みしてもOKです。その事で不利益になるような対応はしません。
お子さんと一緒にいる時間は小学生年代が一番長いと思います。そういう時間を大切にする気持ちは僕も親なのでよくわかります。貴重な時間です。

先にも書きましたが僕自身は勝つことにあまり興味がありません。もちろん勝った方がうれしいに決まっています。でも、それ以上にその選手が自分自身に対し、全力でやったと思えればいい。
できないことを練習して、試合でチャレンジし、できた喜びを感じてほしい。
子供たちにいつも言っていますが比べるべきは、昨日の自分です。相手や仲間ではありません。勝ったことでしか喜びがないなら、ずっとうれしくなるのは優勝したチームだけですから。
試合後の夕飯の食卓で子供たちがその日のプレーを楽しく、時には悔しそうに話す。
そしてその表情や言葉で充実感を感じながら飲むビールは最高に美味しいと思います(笑)
そんな時間を親子で共有できる媒体がサッカーだと思っています。

サッカーの技術を教えます。でも、それ以上にサッカーを通して仲間と一緒に試合のできる喜び。練習した結果できるようになった成功体験。精一杯戦っても負けてしまう理不尽だったり悔しさ。そんな感情を感じてほしい。だからあくまでサッカーは媒体だと思っています。

長々と書きました。何をきれいごとを言っていると思われた方もいるかと思います。
でも、そこを求めて僕は指導者しています。すべてできているかはわかりませんが少なくともここに書いた思いはいつも持っています。

決して強いチームではありませんが、良いチームを目指していきます。
指導者になって17年目のシーズンも情熱を熱量を持って、主役である子供たちと接していきます。あくまで主役は子供たちです。プレイヤーズファースト。選手以上に指導者や親が熱くなってはいけません。勝つことに拘るのは選手本人です。

子供たちの為にスタッフ、役員さん、精一杯やっていきますので、保護者の皆様のご理解、ご協力宜しくお願い致します。

大治SSS 代表 永田

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