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フジパン!

フジパン、決勝進出しました。僕が副審で(笑)


と、冗談でこれを書けるのも、やれるだけやったという充実感からです。もちろん、県大会まであと一歩でした。それはとても残念なことです。悔しい気持ちはあります。でも、いつも言っている通り、目標と目的は違います。内容・過程が大切です。

全力で戦うことはできたと僕は思っています。それが敗戦後のみんなの涙だったんではないでしょうか。力の差が大きければ、あの涙はなかったと。「勝つチャンスはあった」」でも「負けた」だから「悔しい」そんな思いがあったからの涙ではないでしょうか。


■フジパン準決勝①

いつもなら前日はいろいろ考えます。でも、今回はポジションも作戦も何も考えていませんでした。この大会に入ってやってきたことを繰り返すだけ。この大会は戦術的な話しは小○コーチにお任せでした。僕が思ったことは事前にある程度話していましたし、言おうとしたことは先に言われてしまてっいたので(笑)まぁ、それだけ、このチームの向けるべき方向が同じと言うことです。僕がやることは元気良くグランドに送り出す言葉とタイミングだけ。コーチも役割分担です。


■フジパン準決勝②

まずまずの立ち上がりでした。相手の決定的なファーストシュートが決まっていたら、ずるずると行ったかもしれません。ポストは完全に9人目、10人目の選手でした。運はまだまだ残っていました。正直、得点をできる感じはあまりありませんでした。ただ、失点をされる感じもありませんでした。その”感じ”が当たり、試合は延長へ。そして、PKかも・・と思った延長後半3分(残り2分)、コーナーキックを見事に合わされ失点。でも、誰一人、下を向かず戦いました。ここに成長を感じました。これがコーチをしていて一番うれしい瞬間です。

結果は0-1。

よく、戦いました。ナイスゲーム!!メチャクチャ感動しました。


■フジパン3位決定戦

県大会へは行けませんでした。でも、もうひとつ試合ができます。全員で勝とう。そこに意味があると話し挑みましたが、西尾張の強豪はやっぱり強かったですね。でも、この経験も勝ち進んだからできた経験です。なかなかやれない相手です。自分たちの力がどれくらいかわかったと思います。


■言葉の裏にあるもの

無欲。この大会の僕の気持ちの一番はここです。このチームになっての僕の選手に対する発言はそれは厳しいものです。

「キミ達はヘタだ。それを自覚しろ。」

優しさのカケラもない言葉です。でも、だからこそ、チームとしてのまとまり、走ること、声を出すことを大切にしました。僕は厳しい言葉を使います。でも、それは受け止めれると思うからです。それだけの気持ちの強さがあるからです。できない選手に厳しいことは言いません。できると思うから言うのです。


■一番の心配

これは毎年のことですが、厳しい試合を経験できた選手と、そうでない選手の差は間違いなく開きます。今回のフジパンでベンチに入った選手とそうでない選手。選ればれたけど、試合に出た選手とそうでない選手。それぞれの立場で経験値がまったく違います。この差をどうやって埋めるのか・・・答えはひとつしかりません。

「努力」

5年生には来年があります。でも、6年生はラストイヤーです。自信を持って「努力している」と言えますか。一度開いた差を縮めるのは大変なことですよ。


■準決勝という場所

去年の代表決定戦も緊張しました。県大会も緊張しました。でも、今回はそれ以上に緊張しました。金曜日の夜、坊主の関係で親水公園にいました。グランドに降りて・・・その時点で緊張していました。それだけ、西尾張のベスト4は僕の中では重いものでした。

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